満足度: 7点/10点満点 ★★★★★★★☆☆☆
(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)
あらすじ
デトロイトの一角にできた無法地帯・ブリックマンション。ある日、ブリックマンション一帯を牛耳るマフィアが輸送中の中性子爆弾を手に入れたという情報が入る。潜入捜査官ダミアン(ポール・ウォーカー)は、マフィアに彼女を囚われた警官殺しの男・リノと協力してブリックマンションに潜入する。しかし、事件の背景には大きな陰謀が隠されていた。
感想
全体的にアクションにスピード感があり、何も考えずに見ても楽しめる。アクションシーンも色々なシチュエーションで繰り広げられ、単調でないので飽きることもなかった。
ただ内容的には、超強力なはずな中性子爆弾なのに扱いが雑で、「そんなんでいいのかよ!」と思う点もチラホラ。陰謀の内容自体も結構ガバガバな気がしましたが、アクションの勢いで誤魔化している感じ。
最後の展開は割と好きだが、急に仲良くなりすぎな気がして違和感。今までめちゃくちゃやってたし、がっつり犯罪もしてたのにそれでいいんかいと。
ラストシーンも……あまり詳しくは言わないが、今までのことをさらっと流しすぎな気が。あとどうでもいいが、ポスター(DVDのジャケット)のポーズださくないか? 勢いはありるけどなんかコントっぽく見えてしまう。
まぁお洒落でスタイリッシュな映画、というわけではないのでこういう感じの方が映画にあってる気もするが。全体としてはアクションは申し分ないレベルで、とにかく勢いがある映画。頭からっぽにして純粋にエンターテインメントとして楽しめる作品だった。