満足度: 5点/10点満点 ★★★★★☆☆☆☆☆
レビュー
※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています
twitterが原作になったセクシーでダーティなサスペンス
ウェイトレスとしても働いているストリッパーのゾラは、レストランで出会ったダンサーのステファニと意気投合して連絡先を交換する。翌日、ステファニからフロリダに行ってダンスで稼ぐ旅行に誘われ、ステファニの彼氏と知り合いの男と4人で出発するが、これが悪夢のような48時間の始まりだった…というお話。
仕事終わりにレイトショーに行こうと思い立ち、ちょうど良い時間にやっていたのがこの映画。twitterのツイートが原作になった話という珍しさにも惹かれたので鑑賞。
前半はエグいシーンが多くてちょっとキツイが
R18+ということである程度覚悟はしていたのだが、ポップな演出でマイルドにはなっているものの、下品なシーンやエグいシーンがあるので(特に前半)個人的にはちょっとキツかった。
女性のヌードはギリギリ無いが、男性の大事なところが丸出しになるシーンがあるので耐性が無い人はご注意を。しかもかなり生々しい場面でそういう描写があるのがまたキツい。
ということで前半は「私には合わないかな…」と思ったのだが、謎の男Xの正体がわかったあたりから一気に緊張感が増し、後半からは映画に没頭して観ることができた。
ラストは不完全燃焼感
終盤の急展開はかなりドキドキしたのだが、ラストがちょっとアッサリしすぎていて拍子抜けしてしまった。まぁ実話がベースになっているので、現実はこんなものか…という気もするのだが(この話が全て本当に起こったならそれはそれですごいが)、個人的には多少話を盛ってでもオチを付けた方が映画として完成度が上がった気はする。
個人的にはあまり好みではなかったが、ポップな演出と内容の対比が印象的だし、SNSが起点になった実話を描くというアイディアは面白かった。ダーティな雰囲気の映画が好きな人ならハマるかもしれない。