満足度: 7点/10点満点 ★★★★★★★☆☆☆
レビュー
※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています
南アフリカのシルバートンで起きた実際の事件をベースにした映画
アパルトヘイト時代の南アフリカで、自由を目的とした武装集団の若者が破壊工作を計画するが失敗。銀行に逃げ込んだ彼らは、人質を取り、政府に拘束されている指導者・ネルソン・マンデラの解放を要求するが…というお話。
シリアスな映画を観たい気分だったので、Netflixで映画を物色していたときに発見したので鑑賞。南アフリカで実際に起きた事件がベースになっているとのこと。
迫力あるアクションと緊張感、南アフリカの独特の空気気
実際にあった事件がベースということで(色々と脚色はされてるだろうけど)リアリティもあり、最初から最後まで緊迫感があった。カーチェイスや銃撃戦など、戦闘シーンの迫力もなかなかのもの。
アパルトヘイト時代の南アフリカの描写も独特の空気気があり(私はそんなに歴史に詳しくないのでどこまで正確かはわからないが)、実際に当時の事件を見ているような気分にもなれた。
安直な感じはするがアクションやスリルは楽しめる
メッセージ性もある映画だとは思うけど、ラストも含めてわりとわかりやすく、悪く言えば安直な印象も受ける。ただ、アクションの派手さや先の読めないスリルもあって、しっかりと映画を楽しめた。
コミカルな描写は一切ないシリアスな映画だが、時間は90分程度でテンポも良いので、そこまで身構えなくても観れるとは思う。南アフリカの歴史に興味がある人にもオススメ。