さくらVPSのストレージ容量が増えた
このブログはさくらインターネットで契約しているVPS上にCent OS + WordPressによって構成しているのだが、2年前くらいに契約しているプランのストレージ容量が30GBから50GBに拡張された。
増えたストレージ容量については、自分でパーティションを新たに割り当てるか、現在のパーティションを拡張して増えた分の容量を使えるようにしてやる必要がある。
すっかりサボっていたが、今回連休ということで満を持して対応したのでメモしておく。なお、さくらインターネットの公式マニュアルでは新たにパーティションを割り当てる方法が取られているが、私は現在は主にWordpress用途で使っており、現在メインで使っているパーティションの容量が拡張できた方が嬉しいので、パーティションを拡張する方法で対応した。
※以下の操作を行ってサーバーに問題が発生しても責任は持てませんので、事前にファイルをバックアップするなどして対策してください。
環境
さくらVPS
Cent OS 7.5
gdiskというパッケージを使用してパーティションを拡張する
まずこちらが実行前にVPSのCent OS上で確認したディスク容量。ストレージの容量としては50GBあるのだが、全部で30GBしかない。今回は/dev/vda4のパーティションを拡張する。
拡張の手順については、ほぼ丸投げになってしまうが、今回は以下のサイトに書かれている手順通りにgdiskというパッケージを使用して実行した。
さくらのVPSでストレージ容量増加後にパーティションを拡張する | 己で解決!泣かぬなら己で鳴こうホトトギス
非常にわかりやすく特にトラブルもなかったので、別に私が記事を書く必要もない気もしたが、私はCent OS 7.5で少し古いOSだったけど問題なく拡張できたという点だけ補足しておく。また、私はファイルシステムがxfsだったが、xfs_growfsを使った方法で問題なくファイルシステムの拡張もできた。
あと、gdiskの対話モードを起動してからは誤った手順(間違えて別の番号のパーティション消しちゃった!とか)を行うと非常に面倒なことになると思うので、注意深く実行することをオススメする。
これで無事に/dev/vda4の容量を+20GB増やすことができた。
また何かVPSをいじったら備忘録も兼ねてメモしておこう。