満足度: 5点/10点満点 ★★★★★☆☆☆☆☆
(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)
あらすじ
女性だけが住む島、セミッシラで育ったアマゾン族の王女ダイアナは、幼い頃から誰よりも過酷な修行を繰り返し、島で1、2を争う強さを得る。ある日、成長したダイアナは偶然「外の世界」から舞い込んだスティーブ・トレバーを救出する。
トレバーから、外の世界の悲惨な戦争を知ったダイアナはショックを受ける。戦いを引き起こすナチスの首謀者・ルーデンドルフ総監こそが戦いの神アレスと確信したダイアナは、トレバーとともに「外の世界」へ旅立ち、戦争の早期終結のためロンドンへ向かう。
感想
まず、個人的にダイアナの格好があんまりクールともセクシーとも思えない……
このあたりはアメリカ人のセンスが自分にはまってないってことか?女優さんは非常に美しいし、王女らしく風格ある演技をしていて、そこは良いと思ったけど。
ダイアナの世間知らずなシーンは微笑ましくもあるが、少し映画のテンポを悪くしている気がした。
あと、少しネタバレになるかもしれないけど……終盤でハッキリした敵はいない、戦争はそんな簡単なものじゃない!っていう深い内容の展開になるかと思いきや、あっさり敵の親玉が出てきて「えぇ…」っと声が出てしまった。
まぁド派手な戦闘シーンを放り込むには仕方ない展開だとは思うが、少しご都合主義というか、結末が浅いと感じてしまった。ただ、全体的には笑いあり、迫力の戦闘シーンありの正統派アメコミ映画になっているので、アメコミ映画好きなら抵抗なく楽しめると思う。