満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆
(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)
あらすじ
ディズニーのアニメ、「美女と野獣」を実写リメイクしたミュージカル映画。
感想
美女と野獣は本やら映画やらアニメやら色々とつくられてるけど、実はちゃんと見たことはなく、ストーリーもボンヤリとしか知らなかった。予告編を観て全体的にビジュアルが綺麗だったので観に行った。
まぁ、まずはエマ・ワトソンの美しさに目がいくよね(笑)ただ、歌もかなりうまくて迫力がある。街やお城もしっかりつくりこまれていて、絵本の世界に入ったような雰囲気。といっても子供向けというわけではなく(もちろん子供も楽しめると思うけど)、狼に襲われるシリアスなシーンや敵役の残虐性、つくり込まれた衣装・舞台によって重厚な空気が漂っているので、大人が観ても十分楽しめる。
王子の心が段々柔らかくなっていく様子もしっかり共感できて、若干ひねくれている私でも「二人には幸せになって欲しいなぁ」と素直に思った。そして最後で流れる定番の主題歌がやはり良い。映画を観た後だと余計歌詞に深みが増すような気がして、素直に感動した。
ただ、一人で観に行ったんだけどやっぱりカップルや子供連れが多く、ちょっと居づらさは感じた。家でもう一度ゆっくり見返したい映画だった。