満足度: 7点/10点満点 ★★★★★★★☆☆☆
(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)
あらすじ
X-menの人気キャラクター・ウルヴァリンことローガンを主人公にした作品。人工的につくられたミュータントであり、看護師ガブリエラの助けにより施設を逃げ出した女の子・ローラとの逃避行を描く。
感想
従来のX-menシリーズ同様、アクションシーンはかなり迫力がある。ローガンがすっかりダメ親父になってて、今までのウルヴァリン像とは少し異なっていて面白い。ローラとローガンの掛け合いも面白くて、アクション以外も十分楽しめる。ローラ役の女の子の演技が見もので、世間を知らない純粋無垢な演技もそうだけど、アクションシーンもうまくこなしていて関心した。
最後は感動路線のエンディングになっていて、綺麗にまとまっている。次回作に繋がりそうな雰囲気も感じた。
ただストーリー的には特に深みがあるわけではなく、とにかく戦闘、戦闘、戦闘の連続。アクションを楽しむ映画だと思うので、あんまり大きな問題ではないけど。あと、結構血がドバドバ出て暴力的なシーンが多いので、子供やそういう描写が苦手な人には少し向かないかも? アメコミやアクション映画が好きで、軽いスプラッター表現が平気な人は楽しめると思う。