【映画感想】パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 Pirates of the Caribbean: Dead men tell no tales (2017)

投稿日:2017年8月16日
最終更新日:2021年3月14日

満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆

(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)

あらすじ

パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズの最新作。ウィル・ターナーの息子、ヘンリー・ターナーは、呪いで「フライング・ダッチマン号」に囚われた父を助けだすため、ジャックスパロウ一味とともにポセイドンの槍を探しに行く。

 

感想

話は前作までとつながっているが、物語の目的がシンプルなため、今作から観ても話はつかめると思う。実際、一緒に観に行った友人は前作を知らなかったけど、とても楽しめたと言っていた。もちろん、ジャックスパロウをはじめバルボッサやウィル・ターナーも出てくるので、前作を知っている人も楽しめる。

冒頭の魔の三角地帯でのシーンは緊迫感があるし、CGも迫力がある。そのあとのジャックスパロウの登場シーンもコミカルで、年代関係なく笑える。このシリーズはアクションシーンやCGに関しては非常に安定感があって毎回レベルが高いことに加えて、人を選ばない笑いのツボを忠実に押さえている。

後半では意外なストーリー展開もあるし、最後は意表をついて感動できる場面も挟まれていて、まさに王道のエンターテインメント映画という感じがする。ただ、舞台は基本的に海で戦闘シーンなども前作とさほど変わりばえしないので、多少マンネリ感はある。

ラストも良かったけど、定番のスタッフロール後のおまけシーンも今回は……個人的には微妙だったかな。ちゃんと続編への布石になっていたら評価も変わるかもしれないけど。とはいっても全体としては非常に楽しめたし、子供から大人まで楽しめる良作エンターテインメント映画だった。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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