【映画感想】ジャングル・ブック THE JUNGLE BOOK(2016)

投稿日:2016年9月9日
最終更新日:2021年3月20日

満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆

(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)

あらすじ

ジャングルで育った人間の子供・モーグリの大冒険を描いた映画。

 

感想

勝手なイメージで子供向けの映画なのかなと思っていたが、おっさん一人で観に行っても十分楽しめる内容だった。内容はジャングルで育った少年の冒険劇で、宿命の悪役がいるというわかりやすい構図。

動物のCGが超リアルで、本物と見間違うレベルのクオリティ。動物たちにはそれぞれセリフがあてられているが、それぞれの動物のキャラが立っていて、ジャングルの雰囲気を壊さない性格付けがされているのがうまい。全体的にはミュージカル風で楽しい雰囲気だが、バッファローの大群や戦闘シーンはかなり迫力がある。

「道具を使える」という人間の特徴を活かして主人公が活躍するシーンが多く、主人公をうまく際立てているなぁというのが印象的。ほんわかしたシーンと緊迫したシーンが良い具合いで織り交ぜられていてテンポがよく、物語に引き込まれる。このあたりのストーリー展開のうまさは、さすがディズニー映画と言ったところ。。

ネタバレになるから詳しくは言わないが、終盤はジャングルが大変なことになる。ラストは綺麗にまとめたなという印象だけど、ジャングルにあんなに被害を与えておいて丸く収まるのが納得いかない部分もある。また、王道なストーリーなので展開が読みやすい場面もあった。

とはいえ、笑い、感動、アクションと何でもありで、エンターテインメントとして高いレベルの映画だと感じた。私が行った映画館では吹き替えしかやっておらず、歌のパートが結構無理がある感じに聞こえてしまった部分もあったので、次に観るときは吹き替えで観てみたいと思う。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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