【映画感想】トランセンデンス Transcendence (2014)

投稿日:2016年6月20日
最終更新日:2021年3月20日

満足度: 5点/10点満点 ★★★★★☆☆☆☆☆

(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)

あらすじ

人工知能を研究している天才科学者のウィル・キャスターは、テロリストの凶弾に倒れる。同じく科学者の妻・エブリンは彼の意識を人工知能PINNに移植し、ウィルを人工知能としてよみがえらせる。ウィルは、瞬時に人間を治療できる画期的なナノマシンを開発するが、その裏には大きな陰謀が隠されていた……。

 

感想

人工知能が暴走するという、シチュエーション的には非常に自分好みの映画。しかしいざ観てみると、ちょっと期待しすぎたかもしれない。

序盤のストーリー展開は良かったと思う。題材のわりに設定はそこまで複雑じゃないし、ジョニーデップが事件に巻き込まれてからの展開もワクワクした。個人的に一番盛り上がったのは、コンピュータに人格を移植した部分。そのあとで徐々に女性が違和感を覚えていく部分も悪くない。

ただ、人間に反旗を翻すところはまぁ平凡と言うか、あまり特筆するところはなかった。終盤からナノマシンが出てくるんだけど、あれはちょっとやりすぎ。あまり詳しくは書かないけど、あそこまで戦力差が圧倒的だと、戦闘シーンも一方的で萎える。

話の展開的に、先も読みやすいし、結末も「まぁこんな感じで締めるしかないよね」と思ってしまった。題材や設定は好きなんだけど、そこまで印象に残る映画ではなかったかも。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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