【映画感想】イングリッシュ・ペイシェント The English Patient (1996)

投稿日:2015年10月20日
最終更新日:2021年3月20日

満足度: 4点/10点満点 ★★★★☆☆☆☆☆☆

あらすじ

第二次世界大戦下、全身にやけどを負ったイギリス人が保護される。看護士をはじめとした周囲の人間との関わりの中で、様々な事実が明らかになっていく。そんななか、彼の元に親指の無い謎の男が近づいてきて……。

 

感想

戦争が絡む映画なので、序盤に結構えぐい怪我のシーンが出てくる。また、美しい砂漠の映像と怪我人が対比されて、悲惨さが際立っている気がする。

勝手に戦争がメインの映画かと思ってたが、どっちかというと恋愛映画。ふだん恋愛映画は観ないので他との比較はあまりできないが、なんというか……欧米人の愛情表現は激しいね。服とか引き裂いちゃうから。

細かいことだけど、なんかみんな同じような髪型で、ちょっと判別しにくかった。外国人が日本の戦争映画とか観たら同じ感想を抱きそう。みんな坊主だし。

中盤は恋愛多めの展開で、もともと純粋な戦争映画のつもりで観ていた私は少しだれてしまった……。後半ドイツ軍が地図を得てからは緊張感がある展開も結構あったが、派手なドンパチがあるわけではないので、そういう展開を期待していると肩透かしをくらうかもしれない。

とはいえ戦時中の人間模様が壮大なスケールで描かれている。戦時中のシリアスな雰囲気が好きで、かつ恋愛ものが好きな方は十分楽しめる映画だと思う。ただ私の好みからは少し外れていたので満足度は低め。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください