満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆
(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)
あらすじ
現代のニューヨーク。意地悪な歌手・ハニガンが経営する児童養護施設で暮らすアニー(クヮヴェンジャネ・ウォレス)は4、姿を消した両親に会える日を夢見て、両親と別れたレストランに足しげく通っていた。ある日、ひょうんなことからアニーはIT長者でニューヨーク市長の有力候補とされるスタックス(ジェイミー・フォックス)に出会う。自身のイメージアップのためにアニーを引き取ったスタックスだったが、彼女の明るさや前向きさに、心を打たれていく。そんな中、アニーの両親に関わる知らせが届くが……。
感想
ジェイミーフォックスはもともとコメディ出身だということと、Rayの演技が割とひょうきんな雰囲気だったので、コミカル系俳優というイメージが私の中である(笑)今回もやはりコミカルな雰囲気はありつつも、スーツで決めた一流企業の社長としてのカッコ良さもあった。やっぱりスタイルがいいとスーツも決まる。あと歌はアーティストだけあって安定のクオリティ。
実はアニーの原作はよく知らないのだが、知らなくても話も理解できて、十分楽しめた。というか完全に現代の話だったので、原作知らない方が素直に楽しめるのかも。Twitterやら動画サイトがお話に絡んでくるのも現代ならでは面白いと思った。あとジェイミーフォックスがカツラ被ってるシーンが一番強烈に印象に残っている(笑)いやいやもうその長さならスキンヘッドでいいじゃん!と思いつつめっちゃ笑った。
しかし平井健の最後の歌(Tomorrow)が・・・あまり私的にはハマらなかった。もちろん声はきれいだし、平井健自体は割と好きだけど……。劇中で「これがアメリカだ!!U・S・A!U・S・A!」と言わんばかりのパワフルな歌を聴かされ続けた後で聞くと、少し弱々しく感じてしまったのかも。ただそれ以外は特に不満も無く、内容も明るいので誰と見ても安心して楽しめる映画だと思う。